人生最後のチャレンジ!(登山編)

昨年からのランニングに加え、コロナ禍もあり、体力作りを考え、山登りに挑戦!。

初心者向けの山をネットで探し、まず初挑戦したのは日光白根山。

標高2578mの山。

6キロ 約4時間かかった登りは何とか上がれたが下りには滑る滑る、尻餅3回つく。

なんでだろうと??っと プロっぽい人たちを見ると靴が違うのだ。

やっぱり運動靴では駄目なのだと反省しきり、帰ってから早速トラッキングシューズといわれるものを購入する。

登山用の靴を買うとまた挑戦したくなるのが人間の性。

こうやって皆、山にはまってゆくのね・・・・・

前回の色々足りなかったことを反省し、夏休み 地元、赤城山に登ってみる。

子供の頃から毎日眺めている山。

自宅から車で1時間半ぐらい。

標高1828m まあ何とかなるだろうと出かけた。

車を止めて登山口に入り、上を眺めて驚いた、ええここっ登る??

最初から一気にテンションが下がった私だが靴も買ったばかりだし頑張ろうと登りはじめた。

一緒に登りはじめた、登山経験者らしき男性も「最初からハードだね」との呟きに、余計に不安が募ったが、登山の良いところか悪いところか分からぬが、途中でやめたくてもやめられないところなのだ。

よしゃ、行くしかないと気持ちをふるい立たせ登りはじめた。

やはり靴が違うのか前回よりは登りやすい。

まわりを眺めると皆さんトレッキングポールなるものを持っている。

モンベルなどにいって買うかどうか散々迷ったがやっぱりやめた。

私は無駄に鍛えた足だけが頼りだ、手も使うのでグローブだけは用意してきた。

岩や根っこを頼りにとにかく登る、5分もしないうちに汗びっしょりになった。

午前11時出発、下界は40度近くなっているのに、山は30度にもならない。

しかし半端ない汗にサングラスが曇る。

熱中症にならないようにとこまめな水分補給をしながら登る。

前回もそうだが、必ず一度は山に登っている自分に後悔するのだ・・・・

そんな時私は、人はなぜ山に登るのか?それはそこに山があるから。

などどいうどこかで聞いたフレーズを口ずさんでしまうのだ。

しかし、風景、空気のきれいさ、美しさは下界にいたのでは味わえない醍醐味。

1時間半の予定を、1時間18分で何とか頂上にたどり着く。

山登りは本当に大変だが(ここは初心者用、プロが聞けば笑ってしまうのだろうが・・・)

頂上に着いた時の気持ちのよさは格別なのだ。

山頂でよくラーメンを食べている人を見かけるがあれは本当に美味しそうだ。

一度やってみたい。

山の天候は変わりやすい、午後から雨になるという予報。

頂上での達成感を味わうのもつかの間。

早速下山する。

帰りのルートは駒ケ岳ルート。

楽コースだが時間は2時間かかる。

途中階段のようなものも多数あるが、下りは上りより、より筋肉を使うのだ。

飲み者も底をつき、相棒がトイレに行きたいとも言いだし下山の足を速める。

ちなみに登山は行きも帰りもトイレがどこにもないのだ。

足がプルプルしてきた頃、ふもとの県道が見えた時には、着いた!っと叫んだ。

登山口を出て車に戻る時はすでにヘロヘロ。

ああ疲れたよ~と言いながらも今回も達成できたことが嬉しい~

時間は4時間、距離は5㎞ 消費カロリー1400カロリー。

また休みには登ろうかな・・・・などど考えている私なのだ(^_-)-☆

帰りの車に乗り込んだとたんに、激しい雷雨になる。

危なかった・・・

やっぱり山はなめてはいけないということだけは確かだ。

お・わ・り