みちるさんは自己の中にある男性7割、女性3割の自分をどのように思っているのだろうか?
みちるさんが15歳の時より、ヘルスでバイトをし、また20代の時には高級ソープでも働いていたという。
7対3をどのように折り合いをつけていたのか?
みちるさんに聞いてみた。
以下みちるさんの返答である。
「もともとはスカートを履くのも嫌だった、だからといって男性の服も着れないから仕方なく女の恰好をしていました。
身体も小さかったので・・・・
そのうちだんだんと胸が大きくなり女らしい体形になってゆきました。
生理がはじまった時もやっぱりきたのかと女の部分への自覚が辛かったです。
しかしそれらは3割女の私に与えられた武器だと思うことにしました。
だからこそ、この女の武器を使って稼ごうと思ったのです。」
そう語るみちるさんからは、そのような職業についていた、悔いや、恥などは微塵も感じ取れなかった。
一般論にはなるが、なるべくならば、ヘルスやソープで働いていたことを隠していたいという人が多いと思う、中には自分の身体を使って稼ぐとは何事だという馬鹿げた正論を言う人から攻撃を受ける方々もあるだろうと想像してしまう。
何より、キツイ仕事であることは間違いない。
私からしてみれば男性に奉仕して対価をもらうなど、屈辱的な気持ちになってしまうことが想像できるからとてもできない。
みちるさんは男性はこうすれば、こう言えば喜んで報酬をくれると、男性の身体の上で時には身体の下で冷静に考えているのだそうだ。
それこそがみちるさんの7割の男の部分なのかもしれないと思ったので、率直に聞いてみた。
みちるさんは、「そうなのかもしれませんね」と静かに微笑んだ・・・
多くの報酬を払って女を抱きにきた男達は本当は男性を抱いていたのかも知れないと思うと、なんだが可笑しくて、なんだか切なかった。
そして私がさらに驚いたのはみちるさんはそれから、結婚し、出産を経験してゆくので
ある・・・・・出産は女にしかできない事柄。
7対3どのようなマインドなのかさらに聞いてみたくなった!!