夢はかなうの?31

前にもいいましたように、私は小学生の卒業アルバムに、「将来の夢は、みんなが集まる喫茶店をやりたい」と書いた・・・・・

今住んでいる自宅は、実家の前に建てられた建売り住宅で、私が子供の頃に両親が購入した。

この家が建つ前の空き地で子供の頃、私はよく一人で遊んでいた。

ここに喫茶店を建てたら、ここを入り口にして、ここにお客さんの座る席にしてと、木の棒で土に書いていた。

今にして思えばその妄想を小学校の卒業アルバムに書いただけのことだったのだ。

いつの間にか家の周りに家が建ち並び、やがて空き地はなくなっていった・・・・・・

私の喫茶店ごっこもそこで終わった。

昨年から知人のBARを手伝うようになり、自分の店が持ちたいと思うようになり、今年いよいよ実現に向かって動き出すと、何にもない私には色々な困難が立ちはだかる。

いつも無謀の二文字が頭にある。

こんなことではとても店はできないなあと考えていた。

東京に店をと考えて引越しをはじめていたが、この高崎の家どうしようかな??とこれまた悩んでいた。

そんな時だ、この家の一階を改造して店にしたらどうかとひらめいた!

実は前からここを改造してなんかできないかなと頭の隅で考えていたが、仕事で飛び回っていたこともあり、無理、無理と自分で頭を横に振っていた。

ここを改造して、カフェ&BARにすれば家賃の負担はないし、リフォーム代なら何とかなるかもしれないと思いはじめたなら、もう妄想がとまらない。

リスクはないか?、色々考えて、考えて、考えが尽きた時、はじめてこれならいけると頭の中からのゴーサインが出た。

そしてすべてのことが一本につながった。

小学生の頃、空き地で空を見ながら大人になった自分の姿を想像していた子供の私とつながった・・・・・

小学生の佳代さん、貴方が当時、夢見ていたことを現在の私が実現するよ。

ちょっと歳とりすぎたけどね 笑

さあ、さあこれからが忙しい。

まずは経堂でBARを一緒にさせてもらっていた、ごてん山塾長に賛同頂いたので、計画を立てはじめる。

そして是非一緒にやりたいと言ってくれた、くみさんです。

くみさんは私にはない感性があり、本当に助かります、一緒に頑張ろうね。!!

力なき2人で来月から自宅のリフォームに入りますのだ。

つづく