人生の色々な節目に私は旅に出る!
この1年間の色々な自分の思い、行動を反復しての旅である。
そして夢にむけて・・・
本来は海外に行きたいがこの時期はそうもいかないので、海にゆきたいと沖縄に来た。
もちろん楽しい旅ではあったが、今回は別の視点からこの旅を語りたいと思う。
まずは、何気なしに行ったやんばるエリアでのこと。
沖縄本島の最北端に位置する。
ここでは国の天然記念物のヤンバルクイナという鳥が観れる。
入館500円で、たった一羽のヤンバルクイナがみれる。
名前はクーちゃん。
絶滅危惧種で、ここではこの1羽を大切に大切に飼育しているのだ。
この1羽を観る為に多くの観光客が訪れるという。
なぜそんな稀少危惧種なのかというと、色々要因はあるが、沖縄の方々が多くハブの被害にあった為、ハブの天敵である、外来マングースを沖縄にもってきた。
そのマングースがやがて北上し、やんばる地区に入り、ヤンバルクイナやその卵を捕食するようになり、絶滅危惧種となっていった。
また、ヤンバルクイナは飛べない鳥の為、多くの車にひかれてしまう。
だからあちこちにこのような本土ではみられない標識がある。
そして、人間が犬などのペットを森に捨てた為にこれまた、ヤンバルクイナを攻撃する敵となっていったのだ。
この説明を読んだ私は、何ともやり切れない気持ちになった。
人間を守る為にやったことが結果的に国の天然記念物を破壊してゆく。
そしてクーちゃん1羽を守る為、それこそ大人たちは必死に活動を続ける。
かくいう私も、「クーちゃん頑張って生きてね」と声をかけて、係の人に苦笑された。
人間が生きる為、仕方ないとは言いながら、自然界を破壊しているのは間違いないことなのだ。
その人間がまた、自然的に発生したコロナに右往左往して、色々な策を講じようとしているが、そこに大きな間違いがないことを私は切に願いたい。
そして人間も地球に生息する動物の一つにすぎないのだから、人間だけが特別だというおごりは恐ろしいと思いながら、やんばる地区をあとにした・・・・・
おまけ 海におよぐ私・・・・・