実は私ははるか昔に沖縄に住んでいたのだ。
仕事で半年ほどであったが、仕事がなければ、私はずっと沖縄にいたいと思っていた。
そして沖縄を訪れるのは10回以上である。
そんな私が今回申し訳ないことにはじめて訪れたのが、平和祈念公園である。
もちろん沖縄戦のことは知っているつもりだ。
歴史で勉強したし、テレビの報道でも目にはしている。
しかし生々しい、住民の証言や写真を見たときの衝撃はかなりのものであった。
自分の顔が悲しみに歪んでいるのがガラス越しに映った。
日本が悪い、アメリカが悪いなどの次元でない、人間の狂気の沙汰を目の当たりにしてただただ苦しかった。
戦争責任なんて言葉さえもう陳腐にしか思えない、凄まじい現実、歴史に打ちのめされた。
この時代に生まれていたならば、この凄惨な写真の死体の山の一人が間違いなく私だったに違いない。
人間はそんなに強くない、だからこそ極限状態にいれば少しずつ人は狂っていってしまう。
過去の歴史はそのように狂っていった人達を感じても、声に上げて言える時代ではなかったのだろうと思う。
現在はどうなのか??
今、コロナという病気と全世界が戦っている。
ここにも正解など未だみつからない中、正義という言葉で他人を攻撃する人達がいることも確かだ。
それが狂気となっていかないことを念じるばかりだ。
そしてそんな現代社会に私ができることはなんだろうか?と考えてその答えを
夢にして向かっていく・・・・・
今まさに夢に向かう私にとって学ぶところが沢山、沖縄にはあった。
私の大好きな、沖縄そば、ブルーシールアイス、海ぶどう。
しっかり食べました。
また来るね沖縄・・・・