産婦人科医の医師から告げられた病名が更年期障害だった。
まずは女性ホルモンエストロゲンを処方してもらった、お腹に貼るパッチ式のもの、そして気分の落ち込みなどは漢方薬を処方してもらった。
薬局で私の名前を呼ばれた時、それが自分に起きている現実ととても思えず返事ができなかった。
あっ私呼ばれていると気が付いて顔を上げた時、はじめて同じ歳くらいの女性がこれまた同じ薬を処方してもらっていることに気が付いたのだ、ああ、私だけではないのか~と何となく安心したのを覚えている。
自宅に戻り、私はネットに出ている更年期障害の事例を片っ端から読んだもう読む記事が無くなった時、はじめて自分の病状の原因が女性ホルモンの減少によって起きているということが分かり、そしてその治療に入れたことがとてもラッキーであったことを知ったのだ。
若しこれが分からずにそのままにしていたら、産婦人科以外の病院に行っていたらどうなっていたのかと思うと少し寒気がした。
この治療をHRTと呼ぶ、欧米諸国で普及率は40% 日本はわずか1.5%。
ある男性の医師はこのHRTの治療をあまり推奨していなかったその理由として不自然なことをしては体に余計負担をかけるということだった。
でも実際、病状が出て苦しんで、それに治療法があるなら受けない理由はないとHRT治療を開始する。・・・つづく