サイコパスと私①

私は自営業の父と、家族を何より一番に愛する母によって愛情一杯に育てられた。

たとえ、父からゲンコツをもらっても、裏にある愛情を感じることができたのだ。昭和の良き時代だ。

だから近い未来にあらわれる自分に理不尽な攻撃する人間がいるなど、とても想像もできなかった。

私は子供の頃より変わった子であまり群れに入るようなタイプではなかった。

女子グループが繰り広げる特有の仲間はずれとか、仲良しとか、横目で見ているタイプだった。

人のことはどうでもよくて自分が楽しければいい、だから私は貴方に関心をもたないので、貴方も私のことに関心を示さないでねと、子供ながらにいつも願っていた。

しかし人間というものはそんな簡単に生きれるものではなく、私と変わった関係を築いて色々な形で支配しようとしてくる人種がいかに多いことかそして否応なし遭遇する。

そんなことが分かってきたのは大分、大人になってからだったと思う。

昨年より、今話題のサイコパスの勉強をしてみて、はじめて私の人生において如何に大きな影響を及ぼし、苦しめられてきた人種達を思い出す。

その人達に「サイコパス」という名前がついていたことにある種の感動を覚えたのだ・・・・

相手の意味の分からない言動、思考などに理解が全くできない。どう考えても相手に正論性を

見出せない。私が悪いの?長い間、出口の見えないトンネルにいて少しの灯りが見えたような気分だった。

今やサイコパスを題材にした本が沢山出ている、
名越康文氏のサイコパスの話、マンガ。
中野信子氏のサイコパス。
原田隆之氏のサイコパスの真実など。

ネットにいたってはこの人誰?という人でもサイコパスを語っている状況だが、少し資料としてサイコパスについて明記しておく。

精神医学では「反社会性パーソナリティ障害」のことをサイコパスという。

こう聞くと何か犯罪者とか、闇社会の人などを想像してしまうが、サイコパスは日本では100人に1、2人いると言われている。

アメリカでは人口の4%という研究結果もある。

だからサイコパスはシリアルキラーのようなドラマに出てくるような殺人者かと思いきや実は身近に存在する人達なのだ。

近年サイコパスの研究が劇的に進んで脳科学からのアプローチも増えてきた。サイコパスの脳は扁桃体と呼ばれる部位が正しく機能していないという特徴もあることがわかって来た。

だから 
●他者に対する共感性がない
●後悔や罪の意識を感じない
●責任感がない
●平然とうそをつく
●性的に奔放
●恐怖心がない 
などの特徴がある

こうは言っても、まだ漠然としてしまうかも知れないので、私と対峙するサイコパスにより、どのような攻撃を受けるのかを明示して、何か分からないがこの人といると具合が悪くなり嫌な気分になるなどの日常に陰りをもって苦しんでいる人が少しでも前向きに明るく生活できたらと思い、あえてこのテーマに臨みたいと思う。

幸せに生きること(サイコパスに対してそれが一番の報復になる)良心を持たない人達より

つづく