夢はかなうの?48 BARで働いてみた!②

全国的にコロナ陽性者の増加により、北関東も緊急事態宣言が出て、いよいよ私が働くBARも休業になってしまった。

とりあえず9月12日まではお休みとなった。

ワクチン接種も2回目が終わり、少しは安心して働けると思っていた矢先のことである。

北関東も緊急事態が出るという報道がなされた日に、BARの社長から電話があり、私は驚く・・・・

クビと言われてもしかたないなあと思いながら話していると、

社長は「佳代さん悪いね、店は9月12日まで休みだけど、何とか保証金は出すから」という意外な内容に、こちらの方が恐縮してしまった。

しかも私のような店で働いてまだ1カ月しかたっていないペイペイに社長自らお電話を頂き本当に申し訳なりませんと電話の前で思わず頭を下げていた。

店に来る社長は厳しいところもあり、私は申し訳ないことに酔っぱらって社長に失礼を申してしまい、先日お詫びしたばかりだったのだ・・・・(´;ω;`)

何店舗も経営している社長はさすがに懐が深いというか、学ぶところが沢山あるなあと感動した。

ということで今回も時間が沢山できたので、読書しようと本屋にゆく。

まずはテレビで紹介されていた「花束は毒」著者 織守きょうや氏

う~ん面白。やっぱりミステリーは面白いとまたもや本屋にいって2冊買ってきた。

悪寒 (集英社文庫(日本)) [ 伊岡 瞬 ]   未来 (双葉文庫) [ 湊かなえ ]

これから寝っ転がって読もうっと!!!

つづく

夢はかなうの?40

私が地元に帰って来て、自宅の最寄りの駅の近くでビールでも飲んで帰ろうと思ってBARを探したがなかなか見当たらない。

中心地の駅でなく郊外の住宅街の駅だから?地方都市だから?

それにしたってちょっとした小洒落たBARの一軒ぐらいあってもよさそうだが・・・・・

もちろん、居酒屋やレストランはある。

皆、思い当たることがあると思うが、誰かに自分の悩みや出来事を聞いてもらいたいこともあるだろう。

それも知らない赤の他人に聞いてもらいたいことの方が尚更多い。

家に帰る前に、BARに立ち寄りそこのマスターやバーテンダーに自分の心の思いを吐露して、静かに聞いてもらい、そして願わくは一言をもらえたなら、それがたとえ叱咤であったとしてもその夜はいい気分でベッドに入れるのではないかと。

そんなささやかな居場所が欲しくて私は日夜BARを探す。

しかし自分が望むような店になかなか出会ったことがない。

そこで、ならば自分の行きたい店を自分で作ってしまおうっと!!

私の地元は閑静は住宅地である、そこにBAR&カフェをやりたいと思ったのはそんな理由もあるからだ。

理想は、自分の行きたい店。

そこを目標に夢にむかう・・・・・・

今日は日曜日、のんびり本を読んで過ごした。

スモールワールズ 一穂ミチ氏 

ここに出で来るような主人公に出会いたい。

だから私は街の片隅のBAR&カフェで待ってる・・・・・・

スモールワールズ [ 一穂 ミチ ]

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つづく

夢はかなうの?35

4月も終わりですね。

1年働いた会社ももうすぐ終わりなので、本社で皆さんにご挨拶をしてまわりました。

何だがとっても切ない気持ちになりましたね・・・・・・

夢に向かうために色々な人に出会い、色々なこと教えてもらうことがありますが、厳しいことも言われてちょっと落ち込むこともあります。

今でも時々自分に反問します。

ここで何も変えなくても私は普通に生活できるのになぜリスクを背負ってまで夢に向かうのか??考えすぎると脳みそがとけて無くなるような気さえおきてしまいます。

でもきっとそれには何かしらの必ず意味があるのだと信じたいのです。

連休2日目は買ってから放置して今まで読まなかった本を読みました。

「52ヘルツのクジラたち」なぜ今日これを読んだのかわかりませんが今の私の状況下にとても当てはまり、私の押さえていた心の重しが外れたように思いが噴き出してそれはそれは子供のように泣きじゃくりました。

私がこれからやろうとしていることにもとっても直結して、読んでいて途中一人の人を助けることの不可能さと、そこで見えてくる自分の弱さに目がくらむようでした。

※ちょっとここからネタバレ注意

私がアンさんに出会っていたら、アンさんの闇を救えましたか?

私はアンさんに恋したので泣かずにはおれませんでした。

52ヘルツの歌声を聞く為に・・・・・

やっぱり夢にむかって力強く進もうと思いました。じゃなければ存在意義ないよね。

半年放置していたこの本を今読んだそれが意味だと思うから。

つづく

夢はかなうの?16

今日は先日買った「飲食店の始め方と運営」から学びたいと思います。

飲食店経営を成功させる8カ条とあります。

第1条 経営は数字で考える

  ※これを読んでまたもや、頭を抱えてしまいます。接客がいくら好きでも経営者はきちんと数字で感がることが重要、続けてどんぶり勘定で成功した会社はないとのこと。

第2条 グルメになりすぎない

  ※これはクリアです。美味しいものを食べるのは好きですが、私は食べるもののストライクゾーンが狭い為、グルメとはよべません。

第3条 見栄をはらない

  ※はる見栄もないのですが、「派手な生活で話題になる経営者の店は短命です」これは教訓にしたい言葉です。

第4条 人間関係を大切にする

  ※人間関係を大切し、人とかかわることを楽しみます。

これで半分です。今日はここまでとします。

お客が殺到する飲食店の始め方と運営 ’20~ ’21年版 [ 入江 直之 ]

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つづく

わたし図書館

今回は早速、テレビでも取り上げられた、芥川賞受賞作の「推し、燃ゆ」宇佐美りん氏作を読んでみた。

主人公にとって推しとはなんだろか? 

愛? 恋? ファン? どんな言葉を使っても陳腐な言葉になってしまう?? 

それがこの度、この本を読んで一番に思ったことだ・・・・

主人公が推しに思っていた思いなどは計り知れない。

計ろうと思うことじたいが更に陳腐に思える。

だだ、主人公にとって推しは何かに絶望した時の生きる力になっていたことは確かに読み取れる。

しかしそれがまた絶望を生み出してしまう、紙一重のギリギリのところが描かれていた。

私はある意味そんな展開がミステリーを読んでいる気分にさせられる。

人を思う時与えらえる力、エネルギーは蜜の味ではあるが、時として絶望との隣り合わせだ。

そんなことを予感していても、他人に依存してしまうのが人間の性なのか?? 

そしてそれが私自身であることが間違いない現実だ・・・・・

芥川賞受賞 おめでとうございます!!

わたし図書館

予定のバリ旅行も、国内旅行も新型コロナの影響で、中止となり、ブログのサボり気味を反省し、ステイホーム中の読書感想文をアップ。

今回紹介する本は、本屋大賞を受賞した、「流浪の月」 凪良ゆう作です。

※ネタばれあり

300頁以上の小説です。

今回もまた、一気読みしてしまいました。

読み終わったのは朝方4時。

次の日のことを考える途中で止めて寝なくてはと思うのですが、主人公2人がこれからどうなるのかと思うと頁を止めることを私はできませんでした。

最初は主人公の彼女のもの言えない態度に、イライラが募りましたが、その彼女の苦しみに共感するうちに、これは一種の愛の形なのかとさえ思えました。

そして、作品全体を読み、私の根底の思いは一貫していて、今回も普通って何なのか?という自問自答でした。

普通の人はこうあるべきとか他人の行動、思考を当たり前のようにフィルターにかける、

そんなことは本当にこの世の中に必要不可欠なのか?と自他ともに問いたい・・・・

だって、常識とか、一般的な考えとか、そんなことが、教科書にならないことなど世の中には五万とあるわけで、彼、彼女の思いはそんなことでは変わるはずもなく、自然でなおかつ強い思いなわけです。

そして、最後読み終わって、愛でもない、恋でもない、友情でもない二人がただ一緒にいたいという願いが叶えられたことに、私はとても安堵したのです。

大勢の人が2人が一緒にいることを非難したり、罵倒したりしても、彼、彼女が思いのままに普通に暮らせるよう願いながら、眠りに着きました。

以上

流浪の月 [ 凪良 ゆう ]

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感想(8件)

わたし図書館

今回ご紹介する本は、芥川賞受賞作 今村夏子作 「むらさきのスカートの女

近所に住む、むらさきのスカートの女が気になって仕方ないわたし。

そのわたし目線で物語が進んでゆく・・・・

私もよく、レストラン、またすれ違う人の中で、とても気になる人が現れると観察してしまう癖がある。

そして、この人はこんな人なのではないかと想像し、そしてその裏付けを取りたくて、じっと観察してしまう。

もちろん本人にはバレないようにだ。

その本人が立ち去れば、私の観察も当然終了である。

しかしこの本の中のわたしは気になる人から離れられなくなった、そしてともだちになりたいという願望を持ちそれにむかって行動をはじめてしまうのだ。

昨今、こんな事例はストーカーと言ってしまえば簡単なことなのだろうが、そんな一言では片づけれない、日常とそれを踏み外す紙一重のところがギリギリのラインで描かれているのでとても面白かったのだ。

と、いうことで今回も相も変わらず一気読み。

むらさきのスカートの女 [ 今村夏子 ]

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感想(4件)

わたし図書館

今日読んだ本は 「「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 [ ゆうきゆう ]」。

週に1度は本屋に立ち寄り、色々物色するのが楽しみの私の目に飛び込んできたのがこの本でした。

1ページをめくりはっとしました。

以下、引用

過労自殺と聞くと「死ぬくらいなら辞めればいいのに」と思う人は多いでしょうがその程度の判断力すら失ってしまうのが、ブラックの恐ろしいところなのです。~~このように「まだ大丈夫」なうちに判断しないと判断そのものができなくなるのです。

私も一昨年、昨年と一か月、4000キロ、車で走り仕事に行っていました。

講座が終わり、車で自宅に戻る際に、違反はできない、事故を起こしてはならないとずっと緊張して走り続けています。

途中で休めばいいのですが、明日の仕事のことを考えると、とにかくどんなに遅くなっても帰りつこうと、命からがら走り続けます。

昔は200キロ300キロなど平気で運転していたのにと、自分の老化を感ぜずにはおれませんでした。次第に車の中で音楽を聴くことも楽しくなくなっていったのです。

ある時、何も悲しくもないのに、夜、走っていると涙がこぼれてきます。

何で泣いているのか、自分でもよく理由がわからないのです。

体の疲れももちろんありますが心が悲鳴を上げていることがまだわかりませんでした。

そのうち、私はこのまま、この峠で死ぬのかもしれないなと、ぼーっと考えるようになりました。どこか遠くにゆきたいとか、そんな言葉に出せないことばかりが思えてくるようになりました

仕事はもちろん大変です。そしてこの本に出てくるような人を生み出す組織やチームは当然自覚なくやっていることもわかります。

だからこそ現代社会はこのような本が大事だと思います。

そして私の疲弊は想像以上に酷いと察して、何もかも投げ出して休暇に入りました・・・・・・・そして今の私があります。

その後、メンタルヘルスマネジメント検定試験の勉強をはじめて、このような状況を生み出し、過労自殺することは社会問題であり、当然、会社の不利益ですから、色々な形で取り組みがなされていることをはじめて知りました。

しかし真剣に取り組んでいる会社、団体はまだまだで、だからこそ現実、月1ぐらいのペースで電車に飛び込む人がいる、悲しい現実があるのです。

私を含めて、このような状況になっている時は、世界で一人ぼっちでいるような気がしてしまいます。小さな自分の世界で物事を考えていて、人の声も入る余裕がないのです。

でも必ず手を差し伸べる人、支えてくれる人はいますから絶望しないでください。

私も30年働き続けた場所なので、皆さん辞めるなと言われ続けました。それは当然なことです。しかし私は幸いなことに、絶対反対されると思っていた父に、あっさり辞めたらいいよ。と言われて、そうだよね~と心が軽くなったのです。

私は自分の経験を通して、少しでもこのような人達に寄り添えればとメンタルヘルスアドバイザーの道を志しています。まだまだはじまったばかりですが・・・・楽しいのです。あなたにもそんな日はきっと来ると思います。

お・わ・り

以下、引用

人間は疲れれば疲れるほど仕事をやめることができなくなる。ノイローゼが近づいた徴候の1つは、自分の仕事はおそらく重要であって休暇をとったりすれば、ありとあらゆる惨事を招くことになる、と思いこむことである「ラッセル幸福論」


「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 [ ゆうきゆう ]

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感想(15件)